中国輸入を教わる立場としての必須項目

中国輸入を教わる立場としての必須項目

異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養
https://www.amazon.co.jp/dp/B013WB5BJS/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

この本を読んだ思ったことが

輸入をしている事もあり、国外の人とはどのようにコミュニケーションをとるべきか
文化間のコミュニケーションはどういうものなのか
勉強しようと思い、読んでいました。
そこで思わぬ収穫がありました。
この本には書いていないのですが

なぜ成功者は曖昧で抽象的なことしか言わないのか。
ずっと疑問でした。
もっとストレートに教えてほしいと思っていましたが
この本を読んで解決しました。

結論から言えば文化の違い

◆ハイコンテクスト文化
聞き手の能力を期待するあまり下記のような傾向があります。

・直接的表現より単純表現や凝った描写を好む
・曖昧な表現を好む
・多く話さない
・論理的飛躍が許される
・質疑応答の直接性を重要視しない

◆ローコンテクスト文化
話し手の責任が重いため下記のような傾向があります。

・直接的で解りやすい表現を好む
・言語に対し高い価値と積極的な姿勢を示す
・単純でシンプルな理論を好む
・明示的な表現を好む
・寡黙であることを評価しない
・論理的飛躍を好まない
・質疑応答では直接的に答える

◆考察
ハイコンテクスト文化の日本
日本では、学や教養があればあるほど
話す際も聞く際も裏に秘められたメッセージを読み解く能力が高くなる
なので、あいまいなことを言っているように聞こえる。
むしろ成功者は空気読めと言っているかもしれない。。。。

ローコンテクスト文化アメリカ
日本と真逆なのがアメリカ、学や教養があればあるほど
直接的で解りやすい表現になる。

ビジネスとしてコミュニケーションをとるのであれば
指導者、教わる立場としてはローコンテクストの方がわかりやすい。
だけど、成功すればするほどハイコンテクストになっていく。
そこが成功している指導者と教わる立場のギャップになる。
成功すればするほど、ローコンテクストを意識してバランスを取り
コミュニケーションを取ろうと思いました。

どっちが良いとか悪いとかないけれども
日本においても
文化の違いが多少なりともあるのだから
もっと許容すること。
相手を理解すること。
大事ですね。

対個人に対して「郷に入れば郷に従え」

◆「教える」「教わる」すべて「言葉」で伝える必要があります。
コミュニケーションです。
意思疎通が取れていないと、伝わっていないことで売り上げに影響が出てきます。

そのコミュニケーションの根幹にあるのが
もっと相手を許容すること。
相手を理解すること。
これですね。